『幽霊子育飴』
六波羅蜜寺のちかく・・
京都・東山松原に
『幽霊子育飴』
と書かれた看板が・・
子供を育てるために
女の幽霊が飴を求めにここにやって来たのだとか。
そんな言い伝えが残る
京都東山のみなとや幽霊子育飴本舗。
400年以上も昔のお話ですが
今もその飴を買うことが出来ます。
店内には訪れた芸能人のサインが貼られており・・
たくさんの人が訪れています。
*:..。o○☆子育て幽霊のお話は・・*:..。o○☆゚・:,。
墓地の近くのある店に毎晩女が飴を買いに訪れました
ある夜飴の代金を入れる銭箱の中に
樒の葉(しきみ:墓へ供える植物)
が入っているのを見た主人は
不審に思って女の後をつけました。
すると女の姿は墓地で消えてしまいました。
翌日墓地を訪れてみると、
地面から赤子の泣き声が聞こえます。
住職と主人が墓を掘り返すと
女の遺体の横で赤子が飴をしゃぶっているではありませんか。
それ以降、女が飴を買いに来ることはぱったりなくなりました。
赤子は後に六道珍皇寺の僧侶になったと伝えられています。
伝説の飴・・素朴で優しく懐かしいお味でした。